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プラセンタ注射記事

プラセンタとは?

プラセンタとは〈胎盤〉のことです。お母さんは妊娠中に胎盤を通して赤ちゃんの成長に必要なものを送り、たった一個の受精卵を10カ月で約3Kgの赤ちゃんに育てます。そして、出産とともに胎盤はその機能を終えます。人間を除く全てのほ乳動物は出産すると本能的に自分の胎盤を食べてしまいます。これには胎盤は自然治癒力を回復させる効果があり、出産により低下した体力を速やかに回復させるのではないかと考えられ、古くから薬として用いられてきました。すでに紀元前400年ころから使われ、古代エジプトの女王クレオパトラも若さを保つために愛用したと伝えられています。

中国では紀元前200年ころの秦の始皇帝以来不老長寿の薬として用いられ、現在も"紫河車"という漢方薬名で使われています。日本においても江戸時代には滋養強壮薬として用いられていました。近年はプラセンタの組織再生、代謝促進作用などが注目され、1930年代に旧ソ連邦でプラセンタの埋没療法(組織療法)がおこなわれ、多くの研究結果が報告されました。医薬品分野をはじめ健康食品、さらに化粧品にまで及ぶ広い範囲でプラセンタの偉大なる働きが注目されています。本邦において、プラセンタの保険適応になる疾患としては、①更年期障害(メルスモン)、②乳汁分泌不全(メルスモン)、③慢性肝機能障害(ラインネック)の3疾患になり、それ以外は自費診療になっています。

リスクと副作用について

プラセンタ注射イメージ

プラセンタ注射は、50年近く前から現在までに国内や海外での感染症の報告は一切ありません。しかし、理論的には感染症になることを100%否定することはできません。2006年に厚労省から、プラセンタ注射を1度でもした場合、献血を控えるようにとの通達がありました。これは今後のリスク回避、輸血の安全性を高めるための処置とされています。当クリニックでは、これらのリスクを理解した上で、プラセンタ注射を受けるという同意書に署名を頂いております。現在、医薬品としてのプラセンタは〈ラエンネック〉と〈メルスモン〉があり、双方とも感染のない健康なヒト胎盤を原料とし、最終滅菌(121°C 20-30分)が行われたものが使われています。
主な副作用としましては、注射部位の疼痛、過敏症(発疹・発熱・掻痒感など)、注射部位の硬結、頭痛、肝機能障害(AST/ALT上昇など)が報告されています。 また、ヒト組織由来のタンパク・アミノ酸などを含有する製剤であるためショックを起こすことがあります。 プラセンタの投与を受けてこのような症状が出た場合あるいは不安に思われた場合は、必ず担当医師にご相談ください。

プラセンタの効果

現在報告されているプラセンタの効能は

  1. 免疫賦活作用:病気に対する抵抗力を高める。
  2. 活性酸素除去作用:活性酸素を除去し、老化を防ぐ。
  3. 強肝・解毒作用:肝臓の働きを強化する。
  4. 妊婦の乳汁分泌促進作用:妊婦の乳汁分泌を促進する。
  5. 抗アレルギー作用:アレルギーを抑える。
  6. 疲労回復作用:疲労の回復を促す。
  7. 美肌促進作用:シミ、シワ、ニキビを抑え、美白を促す。

などが報告されています。

具体的に効果が期待できる疾患

内科疾患 慢性疲労症候群、胃腸虚弱、食欲不振、高血圧、片頭痛、慢性肝炎、アルコール性肝炎、肝硬変、喘息、不整脈など
整形外科 肩こり、腰痛、ヘルニア、腰椎すべり症、脊柱管狭窄症、座骨神経痛、変形性関 節症、線維筋痛症、帯状疱疹後神経痛、間接リウマチ、骨粗しょう症、圧迫骨折
皮膚科疾患 アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、日光過敏症、湿疹、肌荒れ、ニキビ跡、そばかす、シミ、乾燥肌、薄毛、褥瘡、肝斑、白斑
心療内科疾患 自律神経失調症、うつ、不眠症、不安、統合失調症、アルツハイマー
その他 立腺肥大症、三叉神経痛、パーキンソン、肥満、視力低下、緑内障、 放射線障害の回復(遺伝子集副作用)など

当院スタッフの声

実は、院長も開業する数年前から疲労回復と肝臓(酒飲み)のため使用してきました。使用してから、なぜか肌がすべすべになり、床屋に行く間隔が短くなり(伸びるのが早い)、かなり経ってからプラセンタの効果であることに気が付きました。現在は、当院スタッフのほとんどが使用していますが、やはり肌つや、髪の毛、片頭痛、肩こり、アレルギー性鼻炎、疲労回復などに対する効果を実感しており継続しています。

当院の患者さんでは

当院では多くの患者さんがプラセンタを使用していますが、もっとも印象的だったのが、数年来の更年期障害(男性も含む)に伴う頭痛、肩こり、抑うつ気分が劇的に改善した患者さんが複数でており、あらためてプラセンタのすばらしさを実感しています。当院でプラセンタを開始した患者さんの多くが現在も継続しています。

当クリニックでの治療方法

当院では原則皮下注射(一部筋肉内注射)で行っています。プラセンタは体内での吸収がとても良いので、注射後の効果の持続は数日(2~3日)と言われていますが、継続して注射していると持続効果時間が長くなるといわれています。初めの頃は1週間に2回、効果を実感しだしたら1週間に1回から間隔をあけていくと効果的と言われていますが、実際は週1回、2.3アンプルの投与の患者さんが多いです(保険適応者は週1アンプルまで)。実際に使用している当院からのおすすめは1回2A以上で週に1回以上の投与です。

費用

注射料(1回) 300円
投与量 メルスモン ラエンネック
1A(アンプル) 出荷停止中 1,000 円
2A(アンプル) 出荷停止中 1,500 円
3A(アンプル) 出荷停止中 2,000 円

※表示価格は全て税込価格です。

プラセンタ関連化粧品

プラセンタを配合した①石鹸、②モイスチャーク③ムースマスクなども取り扱っています。実際に当院スタッフも使用しておりますが、肌がすべすべになると非常に評判がよく、院長も石鹸を長年愛用しています。

プラセンタ配合商品

ぜひ、みなさまもプラセンタの効果を実感し、お元気に過ごしていただきと思います。

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